TYTCシリーズコーティング厚さ測定器はハイテク技術の結晶であり、マイクロコンピュータ技術を採用し、精度が高く、数字表示、表示値が安定し、消費電力が低く、操作が便利で、補正つまみがなく、単プローブの全レンジ測定、体積が小さく、重量が軽く、しかも記憶、読出、統計、低電圧指示などの機能を持ち、その性能は国際同類機器の先進レベルに達している。

本装置は電磁誘導法を用いてコーティングの厚さを測定する。部品の表面に位置するプローブは閉じた磁気回路を生成し、プローブと強磁性材料との距離が変化するにつれて、この磁気回路は異なる程度の閉じを行い、磁気抵抗及びプローブコイルインダクタンスの変化を引き起こす。この原理を利用して、プローブと強磁性材料との距離、すなわちコーティング厚さを正確に測定することができる。

本装置は磁性厚さ測定法を採用し、鉄磁性材料上の非磁性材料コーティングの厚さ、例えば鉄鋼表面上の亜鉛、銅、クロムなどのめっき層またはペンキ、エナメル、ガラス鋼、射出成形、アスファルトなどのコーティングの厚さを簡単に測定することができる。この計器は機械、自動車、造船、石油、化学工業、めっき、射出成形、エナメル、プラスチックなどの業界に広く応用されている。

製品特徴：

1、磁性と渦電流の2種類の厚さ測定方法を採用し、磁性金属基体上の非磁性被覆層の厚さを測定することができ、また非磁性金属基体上の非導電被覆層の厚さを測定することができ、

2、別体（センサーと計器の間はリード線で接続）、両用（F型N型合一）、

3、独特な温度補償アルゴリズム、

4、連続測定方式（CONTINUE）と単回測定方式（SINGLE）、

5、統計機能：平均値（MEAN）、最大値（MAX）、最小値（MIN）、試験回数（NO.）、標準偏差（S.DEV）、

6、記憶機能を持つ：500個の測定値を記憶することができる。